M&A調査•株式評価
M&A調査(デューデリジェンス)と株式評価は、買収先の事業リスクの洗い出しと株式の売買価額の目安となる企業価値を算出することです
M&A調査は相手先との取り決めにより調査期間や調査手法に制約があるため、短期間であっても重点を外さない効率的かつ効果的な調査が求められます。無制限に大量の人員と時間を投入できるのであれば何から何まで徹底的に調査することもできるでしょう。しかしながら近年急増している中小企業のM&Aでは買収価額に見合った調査費用が求められます。すなわち、短期間で効率的かつ効果的な費用を抑えた調査が必要であり、そのためには中小企業に特有のリスクと買収先の業種ごとのリスクポイントを熟知した経験豊富な調査人が不可欠です。
また、株式の売買価額のもとになる企業評価(=株式価値)は一律に決まることはありません。上場企業であっても、毎日株価は変動し、大きく増減することが良く起こります。ましてや非上場の中小企業の株価に至っては相対取引であることからもそのブレ幅はさらに大きく、双方の事情、取引交渉の如何によって株価は大きく異なってきます。
こういった性質を持つ非上場株式の売買の際の、一つの指標、ベンチマークとなるものを提供することが企業評価、株価鑑定の役割と言えます。限られた時間と提供された資料、ヒアリング等から得られた情報から、最も適切と考えられる評価方法を選択し、適正範囲と言える株式価値を算定することが目的となります。
また、算定された株式価値は、取引の交渉材料、社内承認の根拠資料となることから、株式価値の「レンジ(適正範囲)」を示すことも重要です。先に示したとおり「株価は一律に決まらない」ことから、交渉にあたり、売買成立価額の上限と下限をあらかじめ念頭に置いての交渉が必要になるからです。
当事務所では中小企業のM&Aに精通した経験豊富な公認会計士がすべての調査を担当することにより、クライアントの様々な要望に十分に応えることが可能となっています。
■財務デューデリジェンス 120 万円(税別)~ ※会社の規模により変動します
■株式価値評価 50 万円(税別)~ ※財務デューデリジェンスとセットになります
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